小さな鏡で自分を裁いていませんか。

お客様からよくこんなお悩みを頂きます。

「メイクをしていても、年齢とともに、自分の顔の粗を見るたびにため息が出ます」

「職場で若い子が多いので、年を取ってきた自分に自信が持てません」

 

 

大体40代を迎えるころから、年齢を重ねることに抵抗と悩みを感じる女性が本当に多いです。

 

かくいう私も、アラフィフ世代。

美容学校の授業で、19歳から20歳の生徒と鏡越で並ぶと、否応なしに「年取ったな・・」と加齢の現実を突き付けられる日々。

でも、職場で評価される基準は若さではありせん。

 

求められるのは、講師として美容を教えるという役割を果たしているか。

外見では、自分自身に似合った身だしなみやメイクをしているか。

が私に対する評価基準。

当然ですが、若さ=高評価ではないのです。

 

このように、仕事で求められている自分の役割は皆さんしっかりと分かるのに、外見の話になると、

魅力=「若さ」「造詣の美しさ」で考えてしまう人がまだまだ多い。

しかしそれでは新たな自分の美しさを発見することはできません。

 

 

 

大事なのは、今、自分は今このシーンでどんな役割を担っているのか。

大げさなようですが、自分を「この世界の風景の一部」として見る事で、更に魅力を磨く事は何歳になっても、可能です。

 

 

では、具体的にどこをどのように磨けばいいのかは、どうすれば分かるようになるのでしょうか?

その答えは、ウィンドウショッピング中の姿見鏡の中にあると思うのです。

決して化粧品売り場の小さな鏡や、拡大鏡ではありません。

 

 

ショップの姿見をすっと通り過ぎる自分自身を客観的に見てみる。

ここで大事なのは、「さっと、客観的に見る事」です。

 

そうすると、小さな鏡では決して気づく事の出来ない、改善ポイントが見えてきます。

私の先日の例でいうと、姿見を横切った瞬間、

「顔のむくみが目立つなあ。」

改善点→毛穴や最近出来たシワ。にとらわれず、むくみケアに力を入れよう。

 

「前髪のパサつき感が疲れているように見えている!」

→朝忙しくても、前髪のブローは手抜きしちゃいけない。

 

「あれ、今不機嫌そうなおばさんが横切った?」

常に口角を上げることを意識しよう!

 

と、今まで気づかなかった自分自身の改善点が、面白いほど客観的に分かるのです。

 

 

私のメイクレッスンでは、レッスン後にメイク用の鏡だけでなく、全身鏡などの大きな鏡で仕上がりを確認していただきます。

 

すると、先ほどまで気になっていたシミやシワにほとんど目がいかず、そこには美しい人(自分自身)が立っています。

 

そして、自信がつくと、メイクだけでなく全身にも目が行き、

「髪も巻いてみようかな」

「服も変えてみようかな」

「姿勢も気つけよう!」

と、大きな視点で『もっと美しくなるにはどうすればよい?』が、明確になります。

 

 

 

『女性はいくつになっても美しい。』

いろんな方のメイクをさせて頂く中で、それだけけkは断言できます。

 

だから、いくつであろうと、いまここから、美しさは磨けます。

 

その美しさは、着飾らなくても、お化粧ができない環境でも磨けます。

 

例え、病院の入院病棟でも、美しい人は、美しい。

着飾る事の出来ない環境ほど、しぐさや姿勢、笑顔などで、その人の美しさが健康な日常生活をしているとき以上に引き立つことがあります。

 

今、“自分がいる風景の中で求められている役割”

という大人ならではの大きな視点と、そして全体をチェックできる大きな鏡があれば、

「美しさの改善ポイント」が、自ずと見えてくるはずです。

 

現役のメイク講師が、20年以上の講師経験や、日々のメイクレッスンで感じていることを発信しています。