やる気が出ない日のメイク

今日は朝からなんだかやる気が出ない。

休みだからメイクは必要ないけど、やらなきゃならない用事はある。

そんな時って、なんだかメイクのモチベーション下がりますよね。

でも実は、「今日は何もしたくない」「鏡を見るのも面倒」 そんな日こそ、メイクの出番です。

 

よく、「やる気スイッチON!」と言いますが、実は脳科学的にもきちんとやる気スイッチがあるのだそうです。

脳は、行動を起こすことで“やる気スイッチ”が入る仕組みを持っていて、これを 『作業興奮』 と呼ぶそうです。(5分ほど行動すると、脳のやる気スイッチが入るそうです。)

つまり、最初の小さな一歩を踏み出すことが、気分を立て直すカギなのです。

 

何もやる気が起きない時こそ、メイクで小さなやる気スイッチを押してあげてください。

メイクで顔が整うと、やる気スイッチが入り、次の行動もスムーズになります。

 

とはいえ、今日は仕事もないし、誰かに会うわけじゃないし、しっかりメイクをする気にもなれない。

 

そんな時の「やる気レスキューメイク」をご提案します^^

完璧なフルメイクは必要ありません。 3つの最小ステップ で十分です。

その3ステップとは、下地・眉・血色。この3ステップを踏むうちに、作業興奮で『今日も行動しよう!』というやる気にもつながるのです。

 

それぞれの工程を詳しく説明します。

 

①まずは下地。気になるクマやくすみがワントーン明るくなるだけで、肌全体が整った印象に変わります。

いつものファンデーション前に塗る下地を、薄くひと塗りしましょう。

そして、赤みやくすみが気になる箇所に、同じ下地をもうひと塗り。

この『もうひと塗り』することによって、顔に立体感や、お化粧感が出てきます。

パウダーは、皮脂が出やすい部分にさっとはたきましょう。

 

 

②次は眉。『眉は顔の額縁』と言われるように、顔の印象を大きく左右する部分。

ふんわりと描くだけで清潔感が出ます。この時、濃いペンシルはナチュラルなベースメイクと釣り合わないので薄い色のペンシルか、パウダータイプがお薦め。

ここでひとつポイントが。

眉の濃さを、顔の中心の眉頭から眉山までは薄く。

眉山から眉尻までは少し濃い目に描きましょう。

そうすることにより、顔に自然な立体感が出て、上品な印象になります。

 

 

③最後に血色感。

顔色が暗いと気分も沈みやすいので、チークやリップで血色を足しましょう。この時、今日はダーク色ではなく、『元気そうな色』をチョイスするのがポイント。

ダークなチークやリップはおしゃれなのですが、ダーク色はベースメイクを作り込んだ時こそ映えるものなので、レスキューメイクの時は、明るめの血色チークやリップにしましょう。

 

 

もし、途中でもっとメイクがしたい欲が出てきたら、アイメイクやハイライトも足したくなるかもしれません。

その時は気分に任せてメイクを楽しんでくださいね。

 

ちなみに、私はメイク講師という仕事柄、毎日メイクをしていると思われがちですが、お仕事が無い日は日焼け止めと保湿リップで済ませることもあります。

そして、そんな日は自分で感じるのですが、動きがゆっくりです() (通常の動きがが早いというわけではないので、すごくスローになっていると思います。)

きっと、脳が『オフモード』になっているのでしょうね。

反対に、休みの日でもてきぱき動きたいときは、メイクもお仕事の時のようにバッチリします。すると、気持ちがシャキッとし、行動が早くなる気がします。

 

 

大切なのは、メイクは完璧を目指すことではなく、「とりあえず1つやってみる」こと。

先にお話ししたように、脳は行動を始めることでドーパミンを分泌し、やる気を引き出してくれるので、たとえば「今日はリップだけ」と思って塗ってみると、不思議と「ついでに眉も整えようかな」と気持ちがつながっていくのです。

 

やる気が出ない時のメイクは、誰かに会うためだけではなく、自分自身を元気づけるセルフケア。

小さな一歩が、あなたの一日を前向きに変えてくれますよ。

 

 

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