
こんにちは。
今回は、「良い加減メイクのオススメ」というタイトルです。
メイクレッスンの際、マンツーマンレッスンの際はじっくりとカウンセリングをさせて頂くのですが、生徒さんのお悩みが私の予想以上に細かく、そしてとても多いな。という印象を持ちます。
例えば肌のお悩み。
「クマと、くすみと、毛穴と、赤みと、たるみと、シミと、目まわりのシワが目立ちます。こんなにカバー点があって、どうしたら良いか分かりません。」
などおっっしゃるのですが、私から見ると
「確かにクマ部分はカバーした方が良いけれど、他はほとんど気にならないレベル」
と、ご本人が思っているマイナス部分は、自分だけが気にしている場合がとても多いのです。
また以前、グループメイク講習で「鼻の赤みが気になって酔っ払いみたいで。。だからいつもコンシーラーでしっかりカバーしています。」とお話していた生徒さん。
でも、すっぴんになってもらっても赤みはほんのうっすら。
言われても目を凝らさなけば見えないほどでした。
周りの方も同意見。
むしろ、明るいコンシーラーでカバーしているのが逆に肌との色の違いで目立っていたので、コンシーラーを暗めにし、薄く塗ったら自然にカバー出来ました。
レッスン後、この生徒さんからは
「技術も勉強になりましたが、自分が思っている印象と、客観的な印象は違うことが分かったのがとても大きかったです。」
とのご感想を頂きました。
私のレッスンでは、生徒さんの良いところを見つけるプラス、カバー点のメイク方法もお伝えしています。
ただ、本当にカバーした方が良い所と、カバーしようとしなくとも良い部分があると思っています。
私の例でいうと、私は顔の横幅が広いのを、昔はとても気にしていました。
なので少しでもすらっとしたくて、フェイスラインにローライトをしっかり入れていたのですが、、
街中を歩く人の中でフェイスラインのローライトが線状に目立つ人を見かけて、
「私もこんな風に影が目だっているのかな」
と思うようになり、今は入れないか、入れてもかなりうっすらと入れるようになりました。
そのかわり、チークを基本より少し幅広く入れることで、顔の余白を埋めるようにしています。
その方が、ローライトで影をつけるより、自然に見えるからです。
自分が気になる部分をカバーしたい気持ちはよく分かりますが、
『隠そうとしているのが分かる』と、余計目立ってしまうことも多々あります。
むしろ受け入れて、他の良い部分を伸ばした方が良い場合もあるのです。
なので、メイクは『力を入れるところ』と、『力を抜くところ』を見極めるのが大事。
そのためには、姿見で全身のバランスを見る事から始めるのが良いと思います。
すると、気にしている肌の欠点よりも、むしろ色味が足りなくて華やかさに欠けているなど、客観的な視点を持つことが出来ます。
または、気心知れた家族や友人、または美容室の方や私のようなメイク講師などに率直にご自分の気にしている部分を伝えてみて下さい。
きっと、皆さんが思ってるマイナスポイントの半分も気づいてないはずですよ(笑)
私は、メイクは肩の力を抜いて60点くらいを目指す気持ちでいいのではないかと思っています。
プラス、髪型やファッション、のトータルで「80点くらいかな」と思えれば充分。
プラス、笑顔や姿勢、人への優しさ、何よりはつらつと毎日を楽しむ姿があれば、あなたの魅力は『120点超え』間違いなしです。
~まとめ~
・メイクはカバーする必要がある所と、長所を伸ばすところを見きわめて『良い加減』に。
・鏡は、拡大鏡ではなく姿見を。
美容は力を抜いて軽やかに。
何より、楽しむ気持ちが大事です!
とはいっても、『自分の魅力が分からない』
『欠点ばかり目についてしまう』
そんな方は、一度メイクアップウィズのレッスンにお越しください。
あなたにお悩みに寄り添いながら、客観的に似合う色。似合うメイクをご提案します^^
9月26日㈮ 16時~18時 仙台アエルビル開催
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