鏡を見て落ち込んだ時の対処法

朝、鏡を見たとき、「今日の私冴えないな・・」

なんて、がっくりしちゃうときありませんか?

 

私は美容講師という仕事柄、自分の顔のマイナスポイントも冷静に受けとめているつもりですが、それでも自分の顔を鏡で見て落ち込む日はたくさんあります。

例えば、私は丸顔なので、むくんでいる日はまるでバレーボールのように顔がパンパンになりますし、寝不足などで毛穴やくすみがいつも以上に目立つと、気分も自然と下がります。

 

でも、超ポジティブか絶賛の美女でなければ(絶世の美女でも落ち込むこともあるかもしれませんが)、起き抜けの自分の顔を見て、「私きれい!!」と心底思える人の方が少ないと思います。

 

でも、それが普通です。

人はどうしても自分自身の事については、ネガティブな面に目が行きがちですから。

 

でも、自分自身に落ち込むなんて、すごくもったいないですよね。 

どうせ同じ一日なら、前向きに気分良く過ごしたいものです。

 

ということで、今回は「鏡を見て落ち込んだ時の対処法」を二つご紹介します。

 

それはこの二つ。

①今の自分にとって、第一群のコスメと服で武装。

②必要以上に鏡を見ない。

 

ひとつづつ説明します。

 

①第一群のコスメと服で武装

まずは、パーソナルカラーを活かした、顔色が良く見える洋服(特にトップスは重要)を着用しましょう。

自然と顔が明るく魅力的に見えます。

出来れば、モノトーンよりも色味があるもので、ベストカラーを知っておくと良いですね。

 

もしパーソナルカラーが分かる方でしたら、例えばイエベ春の方でしたら明るいサーモンピンク、ブルべ冬の方でしたら、淡いブルーなんかもお似合いです。

パーソナルカラーが分からない方は、一度プロに診断してもらいましょう。

 

メイクは、これは心強い!という、お助け一軍アイテムを使用しましょう。

特に、チークとリップは重要です。多少肌荒れしていても、クマが出来ていても、顔がむくんでいても・・

血色を良く見せてくれるチークと口紅さえ付ければ「あの人、なんだか素敵」の印象を与えることが出来ます。

 

なぜなら、自分に合った色味を顔の中に仕込むと、顔色がキレイに見えるという事以外にも、表情が生き生きとしますし、その人それぞれの個性が引き立ちます。

例えば、「キュート系の方はより可愛らしく」「上品なお顔立ちの方は更に品が良く見える」などです。

 ということで、ここぞという時のお守り的な、『一軍のチークとリップ』は押さえましょう。

 

また、第一群の服やコスメで私は守ってもらっている!と思うと、自然と自信も生まれ、表情も豊かになります。 

決してパーソナルカラーにとらわれる必要なないのですが、お守り的な第一群服・コスメを見つける為には、やはりパーソナルカラー診断を受けることをお勧めします。

 

 

二つ目の対処法

②必要以上に鏡を見ない

続いては、潔く、鏡に映る自分を見ないという方法です()

これじゃあ何の解決にもならない!と反論されそうですね。

 

実は、鏡を見ない事も重要だと気付いたのは、女優の黒木瞳さんのインタビュー記事を見た時でした。

そのインタビューで黒木さんが語っていたことで印象的なのが、「鏡を見ない日をつくる」という習慣でした。

 

黒木さんは、華やかな世界にいながらも、あえて鏡を見ない時間を持つことで、自分を過剰にチェックせず、心の安定を保っているのだそうです。

 

心理学の研究でも、「鏡を見ること」と心の状態には深い関係があることがわかっているそうです。

 ここで、二つの心理学の研究をご紹介します。

 

 1自己注目理論

鏡を見ると自分に意識が集中しすぎて、欠点探しをしてしまい、気分が落ち込みやすくなる。

 

2マインドフルネス的効果

鏡を見ないことで「他人にどう見られるか」から解放され、「今ここ」に意識を向けられる。

 

など、心理学的にも過剰に鏡を見すぎると良くないのですね。

一日に数時間は鏡を見ない時間を作るのが、心理学的にも勧められているそうです。

 

黒木瞳さんが実践する「鏡を見ない日を作る事」は、科学的にも理にかなった、心のケア方法だったのですね。

 

 

もちろん、一度も鏡を見ないのは現実的ではないので、朝の身支度など「必要最低限だけ」鏡を見て、その後は必要以上に鏡を見ない日を作りましょう。

 

特に、朝のメイク仕立ての顔を見たときは、気分が上がる瞬間ですから、そのきれいな自分の顔を脳内に記憶して、気分良く一日を過ごすのもいいですね。

 

私の場合は、やはり今の自分の状態が気になってしまい、鏡を見るのが癖になっているのですが、メイクレッスンの時は、鏡越しに自分が映っていても、一切自分の顔は見ません。

 

目の前のお客様をきれいにすることに脳と精神を集中することにより、あたかも自分が黒子のように感じられ、それがとても心地よいのです。

これが私にとってのマインドフルネスなのかな。と思っています。

(レッスンを進めていくうちにどんどんきれいになっていくお客様と、時間と共にどんどんくすんでいく私との対比を見たくないというのも、正直あります。)

 

皆さんも、お休みの日に鏡をいつでも見れる環境でも、あえて『鏡を見ない日』を作るのもいいのかもしれません。

 

 

まとめ

鏡を見て落ち込んだ時の対処法

①一軍コスメと洋服で武装する

例 パーソナルカラーを知り、ここぞというときの洋服、コスメ(特にチークを口紅)を身に付ける。

 

②鏡を見ない時間を多くする。

例 鏡を見ない時間を多くとり、自分から意識を離すことで、「今」に集中する

 

女性は特に、生理周期などによって体調や気分にどうしてもムラが出やすいもの。

ぜひ、自分で自分の機嫌を取る達人になりたいですね^^

 

 

ご提案した通り、パーソナルカラー診断は、一度は受けて頂きたい診断です。

自分に似合色の傾向が分かると、安心の一軍アイテムを揃えたり、あえて雰囲気の違う色にチャレンジしたりと、色選びの幅が広がりますよ。

 

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一緒に、あなたらしい美しさを発見しましょう!

 

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