40代以降のメイクの楽しみ方のヒント

鏡の中の自分に、ふと「昔より元気がなく見えるな」と感じることはありませんか?

私は夕方になると、一気に顔がくすみます。

30代のころまではくすみを感じる時間帯は夕方遅くでしたが、47歳の現在、午後にもなると午前中の顔との違いをはっきりと感じるようになりました。

体は元気でも、顔がくすむ速度は年々早くなりました・・・

 

 

年齢を重ねると、個人差はあれども、だれでも肌のハリや弾力は少しずつ変化していきます。

特に40代以降は、「若い頃のメイクが似合わなくなった」と、メイク迷子になりがちな時期です。

 

でも大人になっても、はつらつとした印象はメイクで作り出すことが可能です。

 

 

 

◆ メイクは「肌を隠す」から「印象を整える」へ

 

20代・30代は、色むらや毛穴を隠すためにカバー力のあるファンデーションを厚く塗ることが多かったかもしれません。

でも40代以降は、重ねすぎるとシワに入り込んで逆に老け見えすることも。

 

この年代のメイクで大切なのは、「光を活かして健康的に見せる事。」

 

おすすめは、保湿力の高い下地+薄づきのリキッドファンデーション。

頬の高い位置や目の下にクリームタイプのハイライトを軽く入れると、肌が自然にふっくら見えて若々しい印象に仕上がります。

 

◆ 目元は「引く」より「ぼかす」

 

40代以降の目元は、まぶたのハリがゆるみ、はっきりしたラインを引きすぎると逆に浮いてしまうことも。

リキッドライナーよりも、ペンシルや濃いめのアイシャドウで「ぼかしながら引き締める」のがおすすめです。

 

また、まつ毛が細くなりやすい年代ですが、ビューラーとマスカラは必須。

例え短くても本数が減っても、根本からまつ毛を上げ目に光を入れましょう。ぐっと目力が増して、生き生きとした表情になりますよ。

 

アイブロウは「自然な太さ・柔らかいアーチ」を意識して描くと、顔全体の印象が明るくなります。

 

◆ チークとリップで「元気感」をプラス

 

頬の位置が下がり、血色感が薄れると、顔全体が疲れて見えてしまいがちです。

そこで、チークは頬の赤い位置からから耳上に向かってふんわり入れることで、リフトアップ効果とともに華やかさが加わります。

 

リップは、若い頃より輪郭を丁寧にとるのがポイント。

ハリがなくなった唇には、保湿力のあるリップ下地+口角をキュッと上げる描き方で明るい印象に。

年を重ねると唇が薄くなってくるので、リップライナーで元の唇のラインよりも1ミリ程度大きく描くのもおすすめです。

 

 

☆流行をひとさじ入れてみる

以上が基本のメイク方法ですが、年齢を意識しすぎると、途端にメイクがつまらなくなります。

思い出してみて下さい。

 

学生の頃、初めて色付きリップを塗ったときのドキドキ感。

好きなアーティストのメイクを真似して気分が高揚した時の事

気になるあの人と会う前に、緊張しながら何度も鏡でメイクチェックしたあの時。

 

本来、メイクは楽しくてテンションが上がるものです。

 

年齢を意識し、より若々しく見せるテクニックを使う事も大事ですが、それよりも「メイクを楽しむ心」の方が大事だと思っています。

『今日は服の色に合わせてカラーアイライナーを引いてみようかな。』

『推しの好きな色味を入れてみよう』

『今日の私のテーマはクールビューティーだから、口紅はマット系にしてみよう」

など、こっそりと自分のテンションの上がるアイテムや工夫を一さじ入れてみましょう。

誰に言う必要もないのです。あくまで、「こっそり」で良いので、自分だけのメイクの楽しみをプラスしてみましょう。

 

すると、何気ない日常の中でも、不思議とあなたのキャラクターが際立ち、あなただけしか出せない魅力が生まれるのです。

 

・若見えを叶えるメイクテクニック。

・個性を出したり、気持ちをあげる為のメイク。

この両輪があってこそ、大人メイクは楽しい。

 

この楽しむ大人メイクを叶えるためには、基本的なテクニックを学ぶことと、あなたの個性を客観的に知る事が大事。

 

メイクアップウィズのメイクレッスンでは、「若見えメイク」「個性を楽しむメイク」の方法を、どちらも理論的に、そして楽しくお伝えしています!

 

今までメイクには興味がなかった。という方こそ、お気軽にメイクレッスンにお越しください。

皆さまのお越しを、心よりお待ちしております。

 

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